職場での人間関係を円滑にするには?おすすめ習慣3選

職場での人間関係を円滑にするには?おすすめ習慣3選
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さてさて突然ですが、今あなたは何かお悩みはありますか?

ずばりわたしたち人間の大きな悩みの種といえば「人間関係」ですよね。

幸福度をあげる、運勢を上げる、寿命をのばす、これらの一番の要素は”良好な人間関係”という研究結果が出ています。

人間関係とひとことで言っても幅広くあります。

家族や友人、恋人や夫婦もそうですが、一番大きく占める人間関係といえば「職場での人間関係」について考える機会が多いのではないでしょうか。

今回はこの職場での人間関係を円滑にするための、おすすめの習慣を3つお伝えしていこうと思います。

習慣づくことで、人間関係がグッと楽になれれば仕事への取り組みも変わり、心が変わり、他のプライベートの時間も併せて充実したりと好転のサイクルに繋がっていくことでしょう。

 

職場での人間関係について

職場での人間関係を円滑にするには?おすすめ習慣3選

高圧的な上司、嫌みが多い先輩、気の合わない同僚・・・

”機嫌よく仕事は大人のマナー”

こんな標語を雑誌で見かけたことがありますが、

「出来てない人いっぱいいるじゃん!」

と雑誌に向かってツッコんだことがあります(笑)

面倒に感じる状況は上げればきりがないですし、毎日会うし、仕事なので思い切り態度に出すのも違うし、拘束時間は長いし・・・という事で、人間関係の悩みは職場が大多数を占める方も多いですよね。

 

人間関係で悩んでる人は実に多い

様々な統計で、多くの人が人間関係に悩んでいるという結果が出ています。

職場での人間関係に悩んでいたり、やめたいと思っていたり、何かしらの問題を抱えている人はかなり多く、なんと8割の方々がそのような悩みをもっているそう。

そのうち3割近くが人間関係を理由に「退職」しています。

かくいう私も以前そのような体験をしました。

歯科医院で働いていたころ、コロナが流行して発熱に対するガイドラインを当院でも作成しなければならない時がありました。

そのコロナ禍でのスタッフへの対応について言及した際、それが気に食わなかった院長が、私に対して無視をしてきたり、任された役職を外されたりしてまさに「パワハラ」を受けることになってしまいました。

せまい空間での苦しい環境に言い返す力もなく追い込まれてしまったのです。

結局この歯科医院は去ることになりましたが、私の退職以降はまた別のスタッフをターゲットにして強くあたってみたり無視したりしていたそうです。

(残念な大人・・・・)

また別の職場では上司に気に入られたことを先輩に妬まれ、やることなすことケチをつけられたり(笑)

当たり前の業務も私がすると手直しされたり、一つ聞くと嫌味付きで十倍になってかえってきたり。

みなさんにも大なり小なり同じような経験があるのではないでしょうか。

 

気疲れする困った人たち

同じ目的をもって一緒に働いているのですから、人間関係にストレスがないほうが仕事もスムーズに行えますよね。

しかしどうしても気疲れてしまうタイプの人は存在します。

円滑な人間関係のための習慣をしっかり学び活かすためにも、まずは5つのタイプの気疲れする人を理解しておきましょう。

 

機嫌にムラがある

もうほんとにこれは困りますし、気疲れ率ナンバーワンだと思います。

私の上司は睡眠不足やおなかが空くお昼前になると、超がつくほど不機嫌になる人でした。

少しでも仕事に影響が出ないように、声をかけるタイミングを読みまくったりとそれはもう緊張感が伴い、どっと気疲れしちゃうんです。

思い出すだけでも疲れてきました(笑)

 

自己中心的

前述の機嫌にも似ていて関連していますが、自己中心的だと機嫌も相まって、さっき言ってたことと違うじゃん?と周りが振り回されることが多くなり、こちらの不満も溜まってしまいます。

私も以前、自己中な上司がいました。

仕事をお願いしたいと確認した際は快諾してくれていたのに、当日になると忙しいと断られたり、、なんて経験もしょっちゅうでした。

 

私語が多い

ある程度の私語はコミュニケーションには欠かせませんが、私語が増えることで業務が疎かになってしまう欠点があります。

その輪に入っていなくても、近くで私語が多く盛り上がっている集団がいると自身のパフォーマンスが低下してしまいます。

私の以前の職場にも自分の過去の栄光を永遠に話したがる先輩がいました。

せめて手だけでも動かしながら・・と相槌しながら作業をしてもなかなか作業がすすまず捗らないものでした。

 

愚痴や悪い知らせをすぐ言う

不平不満の愚痴にとどまらず、時事や芸能人のニュースなどの悪い知らせを積極的に話してくる人っていませんか?

本人的には吐き出すことでスッキリしているかもしれませんが、聞かされているこちら側はそのたびに気持ちがマイナスのほうに引っ張られて気疲れしてしまいますよね。

 

コミュニケーションが取れない

反応が薄かったり、聞きたいことと違う答えが返ってきたり、時には嘘をついてきたりなどコミュニケーションがとれないと感じてしまう場合もあります。

これまでのタイプとはまた違った気疲れがあり、ストレスとなってしまいます。

私の先輩にもとても優しくて良い方なのですが、自分がわからないことがあると言葉を濁してその場から逃走して曖昧にしてしまう癖がある方がいらっしゃいました。

 

人間関係を円滑にするための、おすすめ習慣3選

職場での人間関係を円滑にするには?おすすめ習慣3選

職場での人間関係に悩んでる人が多く、どのようなタイプの人に困ったり気疲れしてしまうのかについてお伝えしました。

では悩みの種である職場の人間関係を円滑にするには、実際どのようにすれば良いのか、おすすめの習慣を3つご紹介いたします!

 

職場の人を観察する

観察?観察してどうするの(汗)と思った方もいらっしゃるでしょう。

しかしこの考え方は有効です。

気疲れしてしまう上司や先輩など相手に対して、または、その人に関連した起こっている出来事に対して、「いい・悪い」とジャッジせず、ただただ相手や出来事を観察すると、不思議なことに腹が立ったり気疲れすることが減りストレスが小さくなるんです。

そして、その観察力で”相手のことをしっかり理解できる”ようになります。

例えば、

「この人にはこんな”性質”があるんだ」

「この人にこういう態度をとると、こんな”反応”がかえって来るんだ」

など。

相手を理解できると、どう対応したらいいかや相手との距離感をうまく使えるようになります。

そんな人たちへの対応と距離を離すことが出来るようになれば、反対に好きな人との時間を増やせるので、好きな人と親しくなれることも出来ます。

この、いい・悪いでジャッジせずそのことをただ観察することを「マインドフルネス」と言います。

わたしは以前、気疲れする相手に

「この人は私の何が嫌でこんな態度何だろう?何がこんなに気に食わなくて攻撃してくるのかな・・・」

と自分が原因だとマイナスに考えてしまう傾向がありました。

自分に非があるかもと思ってしまうとどんどん追い込まれて苦しくなってしまいますよね。

私も人間関係の負のループから抜け出せなくなり、メンタルクリニックにお世話になった経験があります。

しかし実際に、このマインドフルネスという考えを学び活用したお陰で、理不尽な態度の上司や先輩の発言に対して「いつものことだな」と相手の性質であり、自分とは切り離して捉えるようになりましたし、過剰に反応することなく冷静にその状況に対応できるようになりました!

メンタルクリニックのドクターからも

「あなたは悪くない。しかし相手を変えようとしては何もならないし、相手は変わらない。あなたがどう捉えるかが大切。」

と教えて頂きました。

私のように自分に原因があるかもしれないと考えてしまう方も少なくないと思います。

自分ではなく、相手の性質で起こっていること、つまりマインドフルネスの捉え方を知っていれば、自分を責めることも減り楽になっていきますよ。

目の前の出来事に気を配るのではなく、その場を斜め45度の高い位置から「俯瞰する」といったイメージです。

 

大切な人と過ごす時間を大切にする

プライベートで大切な人と過ごす時間も、大いに職場の人間関係を円滑にするための習慣と関係がありますよ。

大切な家族や友人、気の合う同僚など

「自分には大切な人がいるし困ったときには相談しようと頼れる存在がいる」

ということは、職場での人間関係という荒波にもまれても、乗り切っていける心を育てることが出来るのです。

逆に大切な人がいない場合、職場での悩みや愚痴を言えず自分自身で抱え込んでしまい、孤独感や睡眠不足など、さらなるストレス増強に陥ってしまうことが多いようです。

私もパワハラに合っていた時、思い出すのことも口にだすこともしたくなかったので家族の誰にも相談せずにいました。そうなるとなかなか一人では前向きには考えられなくなってしまう気持ちはとてもよく分かります。

良好な人間関係を作ることができれば最大で15年寿命が延びると言われていて、なぜなら孤独感を感じていない人はストレスに強くなるからです。

私も普段なにもないときより、落ち込んだり体調を崩したり、心が弱っているときのほうが大切な家族や友人・気の合う同僚の有難みを感じます。

何気ない日常の中でも、大切な人たちとの時間を大切にしようと改めて感じました。

心がほぐれる時間が職場での人間関係にも繋がっていくと知るだけで更に大切な時間だなと噛み締めることが出来ますよね。

 

雑談を増やす

雑談とは、仕事とは関係のない言わば”どうでもいい話”のこと。

例えば、新しい服買ったんだ~とか、娘がテスト期間中で~とか、飼ってるハムスターが~とか。

親密量は雑談量に比例します。

そして人間は親密度が上がってくると「優しくなる」生き物なんです。

雑談が多い人は、好感度が高く仕事の評価も高いので困ったときの助けや優しさを受けやすいという傾向にあります。

気疲れする人になんでわざわざこちらから話しかけなきゃいけないんだよ。。という気持ちはよーく分かります、私もそうでした(笑)

しかしこちらが雑談をもちかけると、そこから思いがけず共通点が見つかったり、相手の反応を観察することで新たな素質や対応を発見することも出来ますよ。

私の同僚にこの「雑談力」がとっても上手な方がいらっしゃるのですが、気難しい院長と時事ネタについて悲しんでいたり、また逆に一緒に談笑したり出来ていて仕事自体でもヘルプが入ったりしてこの習慣は実証済みですね。

 

まとめ

職場での人間関係を円滑にするには?おすすめ習慣3選

今回は職場での人間関係を円滑にするには?おすすめの習慣3選について深掘り解説させて頂きました。

職場の人間関係に悩んでる人は実に8割もいて、困ったタイプも5つに分かれると。

では実際のおすすめ習慣として、①職場の人を観察する、➁大切な人と過ごす時間を大切にする、➂雑談を増やすをお伝えしました。

これらの習慣を実践することで、職場での人間関係の改善やコミュニケーションの円滑化に役立ちますので、ぜひ試されてみて下さいね。

ただし、人間関係は一方通行ではなく相互の努力が必要ですので、自身の行動や態度を振り返りながら、積極的に関わりを深めることが大切です。

最後までお読みいただきありがとうございました。