秋の鹿児島を彩る「おはら祭り」に今年も行ってきました。
今回は特別で、なんと私の姪っ子が踊り手として参加しているということで、これは見に行かないわけにはいかないっ!
南九州一の祭りと言われるだけあって、会場は活気にあふれ、壮大な踊りや迫力のある音楽、そして美味しそうな屋台のグルメまで、まさに見どころ満載♪
日本各地から観光客が集まるのも納得の、魅力いっぱいのイベントです。
今回の記事では、その全貌を体験を交えてご紹介していきます。
おはら祭りとは?その歴史と魅力は?
鹿児島の秋を彩る「おはら祭り」は、地域の伝統と賑わいが一体となった南九州最大の祭りです。
訪れる人々は踊りや音楽、地元のグルメを通じて鹿児島の魅力を余すことなく味わうことができます。
この祭りには、鹿児島の豊かな文化と歴史が息づき、毎年多くの観光客で賑わいます。
そんなおはら祭りですが、いったい何がきっかけで、いつから始まったのでしょうか。
ここでは起源や目的について、詳しく見ていきましょう。
おはら祭りの起源と目的は?
おはら祭りは、昭和24年に鹿児島市の市制施行60周年を記念して始まりました。
このお祭りは鹿児島の代表的な民謡である「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」に合わせて、2万人を超える踊り子が一堂に会します。
私も毎年行っていますが、何度見てもその光景は圧巻です!
祭りの目的は、地域の文化・伝統を継承し、鹿児島の魅力を広く伝えることにあります。
南九州最大の祭りとして、その規模と熱気で訪れる人を圧倒し、遠方からの観光客も年々増加しているのはその象徴です。
鹿児島の観光地としても全国に名を轟かせています。
踊り連のグループによる壮大なパフォーマンス
おはら祭りの見どころといえば、やはり華やかな踊りです。
祭りの目玉となるのが、「踊り連」と呼ばれるグループによるパフォーマンス。
踊り手たちは、決められた振り付けに合わせ、三味線や太鼓のリズムに乗ってエネルギッシュに舞い踊ります。
もうこれが、鳥肌もんなんです!かっこよすぎて目がウルウルしてしまう。
見ていると、その迫力に引き込まれ、自分まで活力をもらっているような気持ちになっちゃいます。
会場のあちこちから歓声が上がり、盛り上がる空気がとても心地よいです。
色とりどりの衣装の演出
さらに、各グループがまとっている衣装も見どころのひとつ。
それぞれに独自のテーマがあり、鹿児島の伝統を活かしたデザインは圧巻です。
訪れた人たちも思わずカメラを構え、写真を撮りたくなるほどで、私も姪っ子の踊る姿をしっかり写真に収めました ^ ^
鹿児島の文化を間近で感じることができる、特別な時間でした。
ちなみに姪っ子は、襟の所に地域の名前が書いてある鮮やかな水色のはっぴで、みんなとお揃いで嬉しさも手伝って団結力も増した雰囲気がにじみ出ていました☆
おはら祭りは「夜祭り」と「本祭り」の2日間に渡って盛り上がる
おはら祭りは「前夜祭の夜祭り」と「本祭り」の2日間で構成されており、それぞれに違った魅力を感じることができます。
前夜祭である夜祭りは、祭りを先取りして楽しむことができる貴重な機会であり、特別なライトアップの中で踊り子たちが華麗に舞う様子は一見の価値があります。
暗闇に光る踊り連の方々の汗がきらりと光り、夜ならではの雰囲気の良さも最高です。
そして本祭りでは、約2万人もの人々が参加し、頭に響く太鼓のリズムに合わせて踊ります。
この日、鹿児島市の繁華街である天文館は祭り一色に染まり、市街全体が熱気に包まれます。
店先からは提灯の灯りが揺れ、道路も檜竹とお揃えた装飾で飾られ、まるで巨大な祭り広場が出現したかのようです。
「夜祭り」祭り会場を彩る鮮やかな提灯と照明
鹿児島市内全体が祭りモードに変貌する様子は、訪れる者すべてを魅了します。
明るく華やかな祭りの照明と提灯が、街全体を特別な空間に変えます。
おはら祭りの開催地となるのは、普段は路面電車や多くの車が行き交う天文館のメインストリートです。
しかし、祭りが始まるとその風景は一変します。
通りには何百もの提灯が飾られ、照明が一帯を照らし出して幻想的な雰囲気を作り上げます。
訪れる人々は、普段とは異なる鹿児島の魅力に引き込まれ、新たな発見を楽しむことができるでしょう。
祭りが進むにつれて、提灯の柔らかな光が街全体を包み込み、通りを歩く人々の影がゆっくりと伸びていく様子は、まさにおはら祭りの醍醐味!
鹿児島全体が祭りの高揚感に包まれ、地域の一大イベントであることを強く感じさせます。
家族で楽しめる屋台と子供向けの出店
おはら祭りは、大人だけでなく子供たちも楽しめる要素がたくさん詰まったお祭りです。
会場には、幅広いジャンルの出店が並んでいます。
家族連れにとって、おはら祭りは一日中飽きることなく過ごせる絶好の機会。
子供たちは遊びに夢中になり、大人たちは秋の夜風を感じながらゆったりと街を散策し、家族全員が楽しみと思い出を作れる場となっています。
様々なジャンルの屋台が並び子供向けのゲームや催しも充実
家族連れにとって、おはら祭りは大人も子供も共に楽しめる絶好のイベントです。
数多くの屋台や出店が並び、子供向けのゲームやおもちゃが取り揃えられているため、子供たちを飽きさせません。
例えば、射的やヨーヨー釣りなどの昔ながらの遊びから、近年流行のアーケードゲームを模したものまで多様なエンターテイメントが用意され、子どもたちは夢中で遊びます。
秋の夜風を感じながらのんびり散策
一方で、大人たちはこれらの屋台で鹿児島ならではのグルメや軽食を楽しみながら、秋の心地よい夜風を感じながら街を散策することができます。
このように、おはら祭りは家族全員がそれぞれに楽しみ、思い出を作ることのできる素晴らしい機会となっています。
鹿児島の特産焼酎が盛り上げる酒の宴
地元の特色を活かしたコンテンツの一つが焼酎イベントです。
特に鹿児島産の焼酎に焦点を当てたお祭りは、お酒好きにはたまりません。
県内の蔵元が提供する焼酎試飲イベント
おはら祭りには、鹿児島の特産焼酎を楽しめる酒の宴も設けられています。
鹿児島県内の蔵元が提供する焼酎がずらりと並び、各種焼酎の試飲が行われます。
このイベントは、普段なかなか手に入らない珍しい銘柄を試すことができる貴重なチャンスです。
珍しい銘柄との出会い
天文館のアーケード内は、まるで焼酎天国と化し、各蔵元が自慢の品を並べています。
例えば、離島の蔵や小さい蔵元のこだわりの逸品など、普段は手に入れることができないような「幻の焼酎」もあり、訪れた者を驚かせます。
普段はお酒を飲まない私も、この時ばかりは焼酎を「過ごしすぎました」
うふふ。たまにはいいか。
このような酒の宴は、地元の文化を理解し、楽しむための絶好の機会です。
「本祭り」照国神社と表参道の賑わい
おはら祭りは天文館だけではありません。
照国神社と表参道はさらなる見どころとして、観光客に賑わいを提供しています。
おはら祭りの範囲は天文館にとどまらず、照国神社とその表参道まで広がります。
祭りの日は、照国神社の先に伸びるアーケードは、物販や飲食ブース、キッチンカーが整然と並びます。
歩行者天国の青空の中で豚バラ串や焼きそば、りんご飴などを楽しめる時間も楽しみの一つです^^
ここでは鹿児島ならではのグルメを楽しむことができ、その多様性に驚かれることでしょう。
鹿児島ならではのグルメが楽しめる
例えば、黒豚を使った料理や地元でしか手に入らない特産品を、その場で味わうことができるのはこの場所ならではです。
また、写真映えするかわいいグルメも数多く提供されているので、SNSや思い出の記録としても最高のシーンを写すことができます。
そして、訪れる多くの観光客がこの地に集まり鹿児島の文化を味わい尽くすため賑わいます。
こうして、表参道はおはら祭りのもう一つの顔として多くの人々を楽しませる場となっているのです。
おごじょ太鼓の迫力
鹿児島ならではの趣に富んだ、「おごじょ太鼓」は一見の価値あります。
この太鼓演奏が祭りに与える力強い影響を感じましょう。
女性(おごじょ)たちによる迫力ある太鼓演奏
おはら祭りのフィナーレを飾る見所の一つに、「おごじょ太鼓」があります。
この太鼓演奏は、華やかな衣装を纏った女性たちによって披露され、聴衆を前にした瞬間からその迫力に圧倒されます。
太鼓の強い打撃音と力強い掛け声があたりに響き渡り、観客一同が心拍を合わせる瞬間です。
このパフォーマンスは、ただ音楽を聴くという枠を超え、目で楽しみ、心で感じる特別な体験として知られています。
観客を魅了する力強いパワフルな音
太鼓は、音の一つ一つが大地のエネルギーと結びつくような力強さを持ち、それがまるで祭り全体を一つにする力となります。
おごじょ太鼓は地域の伝統を継承しつつ、新しい観光客にも魅力を伝える貴重な文化的財産と言えるでしょう。
初めて訪れる者も、何度も参加したことのある人も、このパワフルな演奏に参加することで祭りの一体感を共有することができるのです。
太鼓の音って、魂に響いて身体の中を駆け巡る振動が最高ですし、目の前で感じられ没入できるるこの空間も、おはら祭ならではです。
まとめ
おはら祭りは、鹿児島の秋を豊かに彩る特別なイベントです。
踊りや音楽、食文化、そして地域の伝統を通じて、訪れる者に新たな体験と感動を提供します。
この祭りは、地域の人々だけでなく、遠方から訪れた観光客も巻き込み、皆を一体にする素晴らしい場として機能しています。
今回紹介した数々の見所を通じて、ぜひ一度、実際に訪れてその魅力を体験してみてください。
あなたもきっと、おはら祭りのファンになることでしょう。
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